タケロック |
タケロックSP20Wの特長 ・ほとんど臭わない低VOC ・忌避性なく、シロアリ防除に効果的 ・有効成分は普通物、優れた安全性と効力持続性を発揮 ・防腐成分(フロアブル剤、乳剤)+防蟻成分(マイクロカプセル剤)の複合製剤
タケロックMC50Eの特長 ・散布中、散布後もほとんど臭わない超低臭性 ・耐アルカリ性に優れ、コンクリート打設後の床下にも使用可 ・忌避性がなく、シロアリ防除に効果的 ・マイクロカプセル化で優れた安全性と効力持続性を発揮
・有効成分は普通物、蒸気圧が低く揮散しにくい安全な物質
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低臭性木部処理用複合製剤 タケロックSP20W |
水で20倍希釈。 溶剤をほとんど含有しない 低VOC (ほとんど臭わない)
なので、 生活する人や作業する人の 安全性にも配慮しています。 |
特徴 |
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1. |
ほとんど臭わない低VOC |
2. |
忌避性なく、シロアリ防除に効果的 |
3. |
有効成分は普通物、優れた安全性と効力持続性を発揮 |
4. |
防腐成分(フロアブル剤、乳剤)+防蟻成分(マイクロカプセル剤)の複合製剤
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■ 適用効果 |
防腐及び木材害虫(シロアリ・ヒラタキクイムシ)の防除 |
■ 性状 |
1. |
有効成分 |
: |
クロチアニジン(0.1%) プロピコナゾール(0.7%) IPBC(0.3%)
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(有効成分濃度は20倍希釈時) |
2. |
外 観 |
: |
類白色の粘稠液体 |
3. |
包装容量 |
:
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0.9kg×10本/ケース |
4. |
比 重 |
: |
1.06(20℃:原液) |
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■ 認定機関 |
(社)日本しろあり対策協会認定薬剤
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(登録番号 第7313号) |
(社)日本木材保存協会認定薬剤
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(認定番号 A-5410) |
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■ 使用方法 |
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対象 |
木材含水率 |
処理方法 |
標準使用量 |
希釈して使用 |
木材 |
乾燥した木材 *針葉樹25%以下 *広葉樹20%以下 |
ハケ塗り 吹付け |
4〜5u/L 0.2〜0.25L /u |
20倍希釈 (本剤0.9kgに対して水 を加え 全量を18Lとする) |
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タケロックSP20W性能試験 |
(1) |
防蟻効力試験(室内試験:総合試験) |
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試験機関:近畿大学 試験方法: (社)日本木材保存協会規格(JWPAS-TW-S.1)による 。 |
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種別 |
死虫率% |
質量減少率% |
最大 最小 |
平均 |
最大 最小 |
平均 |
処理試験体 |
耐候操作あり |
100-100 |
100 |
0.1-0.5 |
0.24 |
無処理土壌 |
12-18 |
15.0 |
20-25 |
21.6 |
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合格基準は質量減少率3%未満 |
(2) |
防蟻効力試験(野外試験) |
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試験地: 鹿児島県日置郡高橋潟国有林 試験期間: 平成15年10月〜平成17年12月 試験方法:
(社)日本木材保存協会規格(JWPAS-TW-S.2)による 。 |
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種別 |
食害度 |
備 考 |
0 |
0 |
処理試験体1 処理試験体2 処理試験体3 処理試験体4 処理試験体5 |
0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 |
無処理試験体は1年目に食害度が50であっ たため取り替えた。2年目も再度食害度は50 であった。 |
処理試験体の食害指数 |
0 |
0 |
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合格基準は2年間食害なし |
(3) |
防腐試験 |
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(社)日本木材保存協会規格(JWPAS-FW-S.1)による。 試験機関:近畿大学 |
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供試菌 |
樹種 |
吸収量(g/u) |
質量減少率(%) |
最大 |
最小 |
平均 |
オオウズラタケ |
スギ |
109.3 |
1.2 |
0 |
0.5 |
0 |
53 |
26 |
32.7 |
カワラタケ |
ブナ |
117.8 |
2.6 |
0.4 |
2.1 |
0 |
3.74 |
24.8 |
35.3 |
|
合格基準は質量減少率3%未満。 |
(4)防カビ試験(JWPA 規格第2号) 規格に適合。 (5)鉄腐食性試験(JWPA
規格第5号) 規格に適合。 (6)吸湿性試験(JWPA 規格第6号) 規格に適合。 |
■ タケロックSP20W安全データ |
使用時の20倍希釈液として
1. |
急性経口毒性 : LD50>2000(mg/kg) (希釈液:ラット)
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2. |
急性経皮毒性 : LD50>2000(mg/kg) (ラット)
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3. |
眼一次刺激性 : 中程度の刺激性(ウサギ) |
4. |
皮膚一次刺激性 : 軽度の刺激性(ウサギ) |
4. |
皮膚感作性 : 感作性なし(モルモット) |
5. |
魚毒性: LC50
10〜100(mg/L) (96時間:コイ) EC50 1.0〜10(mg/L) (48時間:オオミジンコ)
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土壌処理用マイクロカプセル剤 タケロックMC50E |
水で50倍希釈。 耐アルカリ性に優れているので、 コンクリート打設後の床下にも 使用可能です。 |
特徴 |
1. |
散布中、散布後もほとんど臭わない超低臭性 |
2. |
忌避性がなく、シロアリ防除に効果的 |
3. |
耐アルカリ性に優れ、コンクリート打設後の床下にも使用可 |
4. |
マイクロカプセル化で優れた安全性と効力持続性を発揮 |
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■ 性状 |
1. |
有効成分 |
: |
クロチアニジン(5.0%) (毒物及び劇物取締法の適用を受けない普通物) |
2. |
外 観 |
: |
乳白色の粘調液体 |
3. |
包装容量 |
: : :
|
1L×10本 2L×8本 18L |
4. |
比 重 |
: |
約1.02(20℃) |
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■ 設定機関 |
(社)日本しろあり対策協会認定薬剤 |
〈登録番号第3477号〉 |
(社)日本木材保存協会認定薬剤 |
〈認定番号A-4213〉 |
(財)文化財虫害研究所認定薬剤 |
〈登録番号第22号〉 |
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■ 使用方法 |
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対 象 |
処理方法 |
希釈後の標準使用量 |
容量希釈法 |
建物の基礎の内周、束石の 周囲、水廻り、その他シロア リ防除の必要がある床下土 壌、床下コンクリート面 |
低圧の噴霧器で散布 ジョーロで散布 |
帯状散布処理 1L/m 面状散布処理 3〜5L/m2 |
本剤 1L 水 49L |
床下コンクリート面の下 |
穿孔加圧注入 |
穿孔処理 |
3〜5L/m2 |
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タケロックMC50E性能試験 |
(1) |
防蟻効力試験(室内試験) |
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試験機関:近畿大学農学部 試験方法:(社)日本木材保存協会規格(JWPA規格第13号)による。 |
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土 壌 |
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穿孔度 |
耐候操作 |
|
耐候操作 |
|
あり |
なし |
耐候操作 |
1 |
1 |
1 |
穿孔度0は穿孔距離0mm 1は穿孔距離10mm未満 |
2 |
1 |
1 |
3 |
1 |
0 |
無処理土壌 |
1 |
− |
5 |
穿孔度5は 穿孔距離50mmを示す |
2 |
− |
5 |
3 |
− |
5 |
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処理土壌は3日以内に全匹死亡、無処理土壌は1日以内に貫通 |
(2) |
防蟻効力試験(野外試験) |
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試験地:鹿児島県 試験方法:(社)日本木材保存協会規格(JWPA規格第13号)による。 |
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土 壌 |
食害の有無 |
備 考 |
1年目 |
2年目 |
3年目 |
4年目 |
5年目 |
処理土壌 |
0/5 |
0/5 |
0/5 |
0/5 |
0/5 |
食害数/総数 |
無処理土壌 |
食害あり |
食害あり |
食害あり |
食害あり |
食害あり |
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供試薬剤は、タケロックMC50E50倍希釈液を使用 |
(3) |
コンクリート表面における殺蟻効力試験(社内データ) |
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試験開始 |
2時間後 |
4時間後 |
6時間後 |
8時間後 |
1日後 |
薬剤処理コンクリート |
0 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
無処理コンクリート |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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薬剤処理コンクリートを90日間25℃にて保存した後、イエシロアリをコンクリート表面に放虫した。 |
■ タケロックMC50E安全データ |
製剤として
1. |
急性毒性: (経口毒性)LD50
>2,000mg/kg(ラット) (経皮毒性)LD50
>2,000mg/kg(ラット) (吸入毒性)LC50
>6,141mg/m3※(ラット、4時間) ※原体として |
2. |
皮膚刺激性: 刺激性なし(ウサギ) |
3. |
眼粘膜刺激性: 刺激性なし(ウサギ) |
4. |
皮膚感作性: 感作性なし(モルモット) |
5. |
魚毒性: LC50 >100mg/L(96時間、コイ) |
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