グレネードMC |
<シロアリ防除専用土壌処理剤> グレネードMCはバイエル クロップサイエンスが開発したフィプロニル
と、住友化学(株)が開発したプラレスリンの2つを有効成分とする、ユニークな作用機作を持った土壌処理用シロアリ防除剤です。
長期残効性のあるフィプロニルと、初期効果に優れたプラレトリンを
マイクロカプセル製剤化してあるので、極めて低臭性で、様々な試験と使用経験から、その高い効果と安全性が確認されています。
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成分:フィプロニル…2.0%、プラレスリン1.0% 性状:類白色の粘稠液体 認定番号:(社)日本しろあり対策協会
3449、(社)日本木材保存協会
A-4200 毒性:普通物(マイクロカプセル製剤のため) PRTR:第1種指定化学物質 政令番号 18 フィプロニル 2.0%
荷姿(品名コードNo.):4kgボトル又は4.5kg紙パック |
特長 |
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グレネードMCは毒物劇物取締法の適用を受けない普通物であり、かつ消防法上の危険物に該当しないので、保管が容易です。 |
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マイクロカプセル化しているため、長期残効性に優れています。 |
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マイクロカプセル化しているため、散布中及び散布後の気中濃度は極めて低く、散布作業者及び居住者に対する安全性が向上しています。 |
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マイクロカプエル化しているため、極めて臭いの少ない施工ができます。 |
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マイクロカプセル化しているため、耐アルカリ性に優れています。 |
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乳剤と同様、二段希釈をしなくても十分に希釈液の調製ができます。 |
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用法及び使用量 |
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・水で125倍に希釈して使用して下さい。 |
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・土壌面状処理には3?/u、土壌帯状処理には1?/u(20cm.幅)を散布して下さい。 |
・施工にあたっては、(社)日本しろあり対策協会編「防除施工標準仕様書」及び「しろあり防除施工における安全管理基準」に準じて使用して下さい。 |
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有効成分フィプロニル原体の安全性 |
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急性経皮 |
ラットLD50 |
:♂♀>2,000mg/kg |
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フィプロニルは水生の甲殻類(エビ、カニなど)に特に高い毒性があるので河川、湖沼、下水道などを薬剤で汚染しないよう注意する。 |
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マガモ |
急性経口 |
:2,150mg/kg |
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急性混餌 |
:>5,000mg/kg |
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ウズラ |
急性経口 |
:11.3mg/kg |
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急性混餌 |
:48mg/kg |
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原体を用いた上記の試験ではマガモ、スズメ及びハトには高い安全性を示したが、ウズラに対しては比較的強い毒性を示した。 |
グレネードMCの安全性(製剤) |
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急性経口 |
ラットLD50 |
:♂♀>5,000mg/kg |
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急性経皮 |
ラットLD50 |
:♂♀>2,000mg/kg |
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急性吸入 |
マイクロカプセルの平均粒子径(約20μm)は、吸入毒性試験を行う意味がある粒子径(1μm前後 : 肺の深部に到達可能な粒子径)を大幅に上回る。これは、粒子による取り込みが事実上極めて少ないことを示唆している。 |
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【参考】 (住友化学の製剤のため) |
有効成分プラレトリン原体の安全性 |
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急性経口 |
ラットLD50 |
:♂640mg/kg ♀460mg/kg |
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急性経皮 |
ラットLD50 |
:♂♀>5,000mg/kg |
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急性吸入 |
ラットLC50(4時間) |
♂288mg/? ♀333mg/? |
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